グラノーラとミューズリーの違いは？

皆さんは朝食を毎朝食べられますか？

医学的に朝食を摂るのと摂らないのでは（一日２食か３食か）どちらが

優れているのかは、お医者さんによって意見が異なるため明確な答えが

決まっていないようですね。

例えばイタリアでは朝食は甘いクッキーやケーキとコーヒーが定番だそうですし、

国や習慣によって考え方も大きく差があります。

朝食に何をどれだけ食べるのかは、その方のライフスタイルと体調に合わせて

調整するのが一番かと思います。

私は必ず朝食を摂りたい派で、味噌汁+ご飯の和食か、ミューズリー+副菜の

どちらかになることが多いです。

このミューズリーについて、最近気になっていることがあります。

まず、グラノーラとミューズリーの違いについてです。

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グラノーラとは

シリアル食品の一種で、ロールドオーツ（燕麦の押麦）や、麦、とうもろこしなどを

主とした穀物加工品と、ココナッツ、ナッツなどを、砂糖、蜂蜜、メープルなどの

シロップ（糖蜜）、植物油とで混ぜてオーブンで焼いたもの。

さらにドライフルーツなどが混ぜられることも多い。

オーブンで焼く途中に何度かかき混ぜる、もしくは焼き上げた後に破砕することで

適当な塊状とする。加熱処理の有無がミューズリーとの違いといえる。

ミューズリーとは

ロールドオーツ（燕麦の押麦）などの未調理の加工穀物と

ドライフルーツ、ナッツ、種子類などを混ぜ合わせたシリアル食品の一種である。

主に牛乳やヨーグルトなどをかけてふやかして食べる。

市販のミューズリーには砂糖や蜂蜜で調味されているものもある。

好みの配合を自作することもできる。

（ウィキペディアより抜粋）

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グラノーラとミューズリーの違いは、簡単に言うと主原料の穀物を

加熱処理してあるかどうかと、シロップや油がかかっているかいないかです。

グラノーラはシロップがかけてあるので甘みがあって食べやすいですが、

当然糖分・油分が高いのでヘルシーであるとは言えません。

ほとんどお菓子のような感じです。

「とにかく手早く食べられてカロリーを摂取したい」という方には良いですが

美容と健康に気をつかう女性にはあまりオススメできません。

一方のミューズリーは自然な穀物そのものの味のため、慣れないうちは

少し食べにくいかも知れません。ドライフルーツやナッツが入っているものを

選ぶと食べやすくなります。

そのままだと少しパサパサするので、ヨーグルトや牛乳をかけて食べるのが

一般的です。（意外なところでオレンジジュースをかけても美味しいです(^^））

またお好みのジャムやコンフィチュールを加えて甘さの調整ができるのも良いですね。

未精製の穀物が主原料なので食物繊維がたっぷり摂れ、満腹感もあるので、

軽い朝食がお好きな方には、私はよくミューズリーをおすすめしています。

ただ問題なのが、ミューズリーを扱っている店舗がまだまだ少ないことです。

小さなスーパーなどではほとんど売っておらず、あったとしてもグラノーラしか

置いていないことが多いです。

輸入食品店では扱っているところが多いですが、実はこれが要注意で、裏側の

成分表示をよく見ると、商品名は『ミューズリー』なのに、中身はシロップや

油をたっぷり使った「これグラノーラでしょ！？」というものを最近多く見かけます。

メーカーさんの事情は分かりませんが、グラノーラとミューズリーを表示法上

どう分けるかが明確でないため区分があいまいになっているのかも知れません。

更に裏を読むと、グラノーラは認知度が高くなっているけれど、

ミューズリーはまだまだ知られていないので、物珍しさで買っていく人を狙って

あえてそちらの名前にして売っているのかも…。

もちろん大手メーカーさんの商品はどこでも買えるという大きなメリットが

ありますので、「私は甘くて美味しいグラノーラが食べたいんだ！」という方には

ぴったりです。

健康も美しさも、日々の積み重ねでしか作ることはできません。

そして私たちの身体は、日々の食事、そのひと口ひと口によって作られています。

例えば一年後、自分はどんな体形でどんな健康状態で過ごしたいのかを想像して、

そのために今日何を食べるかを考えてみるのもいいかも知れませんね(*^-^*）