重曹で簡単*バスボムの作り方
前回のこちらの記事で、お風呂でゴシゴシと体をこする必要はないというお話をさせていただきました。
今回はその続きで、美肌作りに欠かせない入浴剤についてお伝えしたいと思います。
乾燥肌や季節性乾燥肌などの悩みをお持ちの方は、入浴時はゆっくりお湯につかるだけでボディタオルで体をこすらない方が肌への負担は少なくなります。
しかし、それだけだと何となく気分がスッキリしなかったり、または匂いが気になる場合もあるかと思います。
そんな時は皮脂や余分な角質を柔らかくしてくれる重曹で入浴剤をつくってみてはいかがでしょうか(^^)?
《重曹で簡単*バスボムの作り方》
材料
○必ず必要なもの
・重曹(できれば食用のもの)
・クエン酸
・コーンスターチまたは片栗粉
・水(できればスプレー容器に入れる)
○お好みで加えるもの
・精油
・バスソルト
・クレイパウダーまたは食用色素
作り方
①材料を用意する
左側が必ず必要な材料、右側がお好みで入れるものです。
材料を入れる容器とスプーンまたはスパチュラも用意しましょう。
②基本の材料(重曹・クエン酸・片栗粉)を混ぜ合わせる
材料比率は
重曹2:クエン酸1:片栗粉1
です。作りたい個数や型に合わせてお入れください。
後で水を入れると少し嵩が減るので気持ち多めに作るといいと思います。
写真は大さじで重曹6:クエン酸3:片栗粉3を入れています。
精油などを一切入れない場合は、これだけでシンプルなバスボムになります。作り方の④にお進みください。
③お好みで好きなオイルやバスソルトを加える
香りや色を付けたい場合は、ここで好きな精油、バスソルト、色素を加えます。
精油は重曹大さじ1に対して2~5滴までです。数種類をブレンドしてもいいですね。
バスソルトを入れる場合は、①の重曹2に対してソルト1の量までです。
今回は青のパウダーがあったので入れてみました。
全てを入れたらむらのないようよく混ぜます
④水を少しずつ加えてよく混ぜる
ここが一番難しいポイントです。
なるべくスプレーを使って、数プッシュずつ水を加えて都度よく混ぜます。
スプーンでぎゅっと押すと固まるくらいの湿り気になるのが理想です。
ここで水を入れすぎると、発砲し過ぎてお風呂に入れても泡が出なかったり、液状になって固まらなくなってしまいます。
使用する精油やソルトの量によっても必要な水の量は変わりますので、少しずつ様子を見ながら水を加えてください。
水を入れると重曹が発砲してしゅわしゅわしますが、慌てずに全体をしっかり混ぜましょう。
⑤使いやすい大きさに固める
最後に成型をしていきます。
一番簡単なのは、サランラップに入れてギュッと固める方法です。
またはクッキーの型に詰めて抜いたり、お弁当用のシリコンカップに入れて型抜きをするのも簡単です。
あまり複雑な形の型だと角が欠けてうまく抜けない可能性が高いので、シンプルな型を使うのがおすすめです。
この際、素手で材料を触ると、皮膚が弱い方だと手がヒリヒリする恐れがあります。
必ずスプーンを使って、素手では触らないようにご注意ください。
最後に入浴剤を紙の上に並べ、半日~一日風通しのよい場所に置いて乾燥させます。
(星形でも角が少し欠けてしまいました(^^;)シンプルな丸型が一番よさそうです)
完成したバスボムは、密閉できる瓶や缶にいれて保管します。水分を吸いやすいのでお風呂場や脱衣所に置く場合はご注意ください。
○重曹バスボムのメリットとデメリットについて
重曹には皮脂や汗などの酸性の汚れを分解する効果があります。
温泉成分の炭酸水素泉と同じ成分で、市販の入浴剤にはほとんど重曹が含まれており、肌をすべすべにする効果もあります。
ただし、アトピー肌や敏感肌の方の場合、肌に合わずに荒れてしまう恐れもあります。
毎日の使用は避け、週に1~2回程度として、肌の調子を見ながらご使用ください。
まだまだ寒い日が続きますが、冷えた体をお風呂で芯から温め、素肌美人を目指しましょう♪
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